iReal Proはジャズしてる人にはありがた〜い存在
使っていますか、iReal Proを? 感謝してもしきれないありがたいアプリです。これはジャズをしてる人の必需品。日本語版も出ているようなので、是非お勧めします。それに安いです。2600円だそうです。
つまりは、バッキングトラックとコードチャートなんですが、移調も編集も簡単にできちゃうアプリです。
昔は、Real Proという分厚い手書きのジャズスタンダードの楽譜集が出ていて、ジャズミュージシャンの必需品だったんですけどね。
それがデジタル化されて、アプリに。
iReal Proの前は、大変でした。
まずは、楽譜を手に入れて、自分のKeyをきめて、移調して、そのチャートを手書きで書いて、自分でピアノで弾いて録音してバッキングトラックを手作りしてました。
練習のためです。
もちろん、他のミュージシャンと一緒にするときも、自分のKeyのチャートを手書きで書いて手渡すのです。
それがなんと、今は、とても簡単にできちゃうんです。移調も、リズムも、テンポも瞬間的に変えられて、伴奏の楽器もある程度選べますます。チャートをプリントすることも。ミュージシャンにはiReal Proのチャート目の前に置いてあげればそれですむ。
同じところを何度も練習したければ、その小節を選ぶと、100回ぐらい繰り返してくれます。
コードチャートを投稿する人がたくさんいて、ジャズばかりでなく、有名なポップスだったら、たいてい入っています。日本のアプリだったら、日本の曲も入っているかもです。
問題は、ただ二つ。
1.歌詞が入っていない。私のバンドのミュージシャンは、どうしても歌詞が欲しいというので、私が、iReal Proのコードを使って、歌詞をつけて、チャートを作り直している。こんな感じになります。Wordを使っています。
2.もう一つは、ミュージシャンが、耳に頼らずに目にばかり頼ってしまう。つまり、演奏しているとき、この頃は、みんなTabletに顔をうずめて、まわりのミュージシャンが、何をしているか聞こうとしない。ひと昔は、ジャズミュージシャンは耳で演奏していたと年配のピアニストが嘆いていました。
SoloやDuoの時、バッキングトラックとしてライブで使えないことはないです。
私個人としては、ライブの聴衆にもよります。
ジャズファン相手には、使いたくないです。
やむを得ない場合使いますが、生演奏がなんといっても一番です。
もし、まだ iReal Proを使っていなかったら、是非お勧めですよ~!
YouTubeで、日本語で使い方を説明してる動画があります。
Good Luck