Whatever Lola wants(ジャズスタンダード)と マスタークラス
また、Briggitteのマスタークラスに行ってきました。
今回は、ラテンのピアニストが来るというので、ラテン風の曲を選びました。
タンゴで演奏されることが多いですが、iReal Proで、他のリズムを試してみたら、Cuban Boreloがいいということになって、バンドでは、それでしてもらっています。
ドラムもベースもちゃんと勉強してくれてどんなふうにすればいいかわかってるのに、キターだけが、どうやって弾いたらいいかわからない、自分はスウィングとボサノバしかできないと駄々をこねています。
一番若いのに、新しいことを調べて挑戦する気にかけてます!
リチャードアドラー作曲、ジェリーロス作詞、1955年のミュージカル 「Danm Yankees」の中で、歌われました。
Lolaが 男性を説得というか誘惑というかする時に 歌われるので、センシュアルな歌です。
この年ですから、昔のことを思い出しながら歌います。
日本語訳は大体こんな感じに。
ローラが欲しいものは、なんでも手に入れる。
そこのあなた、このローラがあなたを手に入れたいのよ。
後悔のないように、心をきめることね。
リラックス(Recline)して、諦める(Resign)のね。
もう決まってるのよ。
私はいつも、目的を達するのよ。
あなたの心と魂をもらいにきたのよ。
ローラが欲しいものは、なんでも手に入れる。
上着をぬいでよ。
あなたは勝てないのよ。
あなたは例外にはなれないわよ。
わたしにだれも抵抗はできないのよ、ばかね。
あきらめなさい。
あきらめなさい。
あきらめなさい。
全体に対する先生Briggitteのコメントは、「なかなかよい」でした。
(でも、あまり良くなくても先生はそう言ってくれるから、本当のところがわかりません。
Sultry(セクシーのような意味)であるとも。
誘惑の歌ですから、Sultryに聞こえるように努力しましたので、その点はうまくいったということでしょうか。
ブリッジ(Bセクション)の、高音が、出ませんでした。
家ではできるし、バントともできるのに、やはり上がっているのと、今までと歌い方をちょっと変えたせいで、出なかったのです。
いつものように、唇をブルブルする練習をしてから歌うと、でるようになりました。
ブルブルは、おなかの筋肉を使わないとできないので、その後で歌うと、おなかの筋肉でサポートできるわけです。
問題の所は 「Is what I came for」という言葉ですが、「Is what I」 を 続けて歌う、「I」 は、 喉をもっとあけて。そのまえに息を十分吸うこと。
それで何とかできるようになるのではと。
ピアニストは、この曲はルンバでもタンゴでもいいと。
ボレロを頼んだので、結果的には、ボレロのリズムで、ブリッジ(Bセクション)をタンゴで弾いてくれたそうです。
私は夢中で、どこがどうだったのか、おぼえてません。
もう一点Briggetteにアドバイスをもらったのは、イントロから 歌に入りにくい時はどうしたらいいかということ。
前に、ライブで I've got you under my skinを 違うキーで歌い始めて途中でやり直した失敗があったので。
1.歌の最初の音が何か、はっきりさせておくこと
2.ピアニストかギタリストに、曲が始まる前に、その音をひいてもらうこと
3.ギターの場合、イントロの最後にメロディーの最初の音をコードのトップでひいてもらう。
4.チャンスがあれば、バンドとイントロから入る練習をする。
5.違うキーで歌ってるときがついても、パニックにならないで、対処すること
6.違うキーで歌ってしまっても、途中で正しいのに移れる時もある。
7.それができなければ、中止して、最初から正しいキーでやりなおす。
今回は、そんなところです。
お付き合い、ありがとうございました。