ギタリスト二人とわたしのトリオ
きのうは、トリオのリハーサル。Covent GardenのMKのアパートメント。
メンバー紹介
MK: シンガーソングライター。
ロンドンでグランドピアノがあるリコーディングスタジオを25年もしてたけど、今は退職。
70代後半。
なんとその時の機材が山積みになって居間の半分以上を占めてる。
その残りのスペースで3人なんとか座るところを確保してリハーサル。
それでも私達が行く前は、片付けたりするらしい。
所有ギター数、25!
アコースティックギターを弾いて、もちろん上手。
そして、全て頭に入ってる。
楽譜やコードチャートや歌詞は一切見ない。音楽についてはよく知っているので、勉強させてもらってます。
おしゃべり。
M: 名前しか知らない。
スペイン出身。
多分50代前半。
あとの二人に比べれば、若者です。
訛りが強くて私が理解できない時が多い。
エレクトリックギター🎸をひく。
歌ってるときのカウンターメロディとかソロのインプロヴィゼーションを主にしてる。
昔はロックバンドで活動したそう。
時々アレンジメントのアイディアを出す。
彼も一切何も見ないで頭と耳で演奏です。
アコースティックギターとエレキギターの組合せはそれなりにユニーク。
そんな二人に混ぜてもらってるので、感謝しなければいけません。
私の歌でいいの? とも、思っちゃいます。
よく、MKに言われるのはフレージング。
日本語では何と言うのかな?
これはメロディーのフレージングじゃなくて、歌詞のフレージング。
どこで区切るか、どこを強調するか、どこを早く歌うか、何処にスペースをとるかですね。
特にジャズはよく音を引っぱったり、短くしたりするし。
私にとって英語は外国語なので、特に指摘されないと気が付かないということが多いです。
MKとデュオでする、ABBA のMoney Money Moneyは、ちょっと誇れるアレンジメントです。
これについてもまた別の機会に詳しく。
昨日練習した曲: Black Coffee、Caravan、Always on my mind, Sway, Under the boardwalk. (それぞれの曲については後日詳しく)
曲名は、全部英語にすることにした。
FAZIOLI グランドピアノのあるキャフェ と ダニーボーイ
ゆうべ、このキャフェで ジャズピアニストのBSの伴奏で ダニーボーイを歌いました。
結論から言うと、評判は良かったです。感情がこもっていたと。ほんとう?
今回がこの曲を人前で歌ったのは初めてなので、それにしてはまあまあの出来かも。
いつもは、バンドのたくさんの音と共に歌うので、ピアノとだけ歌うのは 慣れてなくて、ちょっと「晒されてる」の感じあり。あがりました。
ダニーボーイは ジャズスタンダードではないのに、なぜ?
3月17日は聖パトリックの祝日です。
彼は、アイルランドのに キリスト教を広めた人で、この日は彼の命日だそうだ。
たくさんのアイルランド人がいるので、イギリスでも小規模に祝われることあり。
ダニーボーイは、アイルランドの歌なので、その日に歌われることが多い。
結構悲しい曲です。
あなたが帰ってきた時、たぶん私は死んでいる。
お墓に来て祈ってほしい。私の墓は甘く暖かくなるだろう。
そしたら、あなたが来るまで、待てるわ。
というのが、最後の歌詞です。
解釈はいろいろあるらしいですけど、私は息子のことを考えながら歌います。
たまたま、3月17日は次のライブの日なので、プログラムに入れさせてもらうつもり。
バンドは本当はジャズスタンダード以外はしたくないらしいので、今回限りということで。
FAZIOLIピアノはイタリアの高価なグランドピアノです。
なぜ、この日本人経営のキャフェにあるのかは、次回聞いて報告します。
きのうのライブ
きのう、2か月ぶりに、バンドのライブ。27曲。ソロは9曲。もう一人のシンガーとシェアが、7曲。ハーモニーをしたのが、7曲。
35枚のチケットが売れて、同日支払いの人を含んだら、40人ぐらいは来てくれたのかも。50人の満員を目指したけど、ちょっと下でした。
でも、だんだんファンが少しずつ増えてきている感じ。
結論から言えば、まあまあの出来。言葉をわすれたりしたけど、大きな失敗はなかった。
おそれていた、イントロから入れないのではないかというのは、だいじょうぶだったし。
私の歌はプロのレコーディングに比べれば、下手で、素人っぽいと思う。
何とか形になってるというところかも。
もう一人の男性シンガーRRのほうが、ずっといい声をしていし、上手だ。
ただ、感情を込めるというところは、私のほうが上手かも。
RPはギターを弾きながら歌うから、そこまではできないのかも。
いや、彼にはその繊細さがないんだ。ははは。
今回、動画は2曲しかとってもらえなかったが、一曲はまあまあ。
二曲目はあまりよくない。
私にとってはチャレンジの「ブラックコーヒー」。
かなり音程が外れてる。
すごく練習したつもりだったけど、この先もっと磨かないといけない。
「ブラックコーヒー」については、いつかまた別に 書くつもり。
練習の時は、自分の声がよく聞こえるが、昨日は自分の一部がよく聞こえなくて、確認できなくて、音程がずれることがたくさんあった。
モニターを置いたし、サウンドエンジニアがいたのに、音はあまり良くなかった。
がっかり。
RPも、前半は聞こえなくて、ひどかったと言っていた。
自分の声がはっきり聞こえると、歌の質は確実に上がる。
それでも、終わった後に、たくさんの人が、すごく良かったと言ってくれました!
特に、歌と歌の間の私の歌の紹介がよかったと。
たくさん笑ったともいってくれました。
ある人は、私のバンドのショー付きのランチパーティーを企画したいといってくれた。楽しみ。
次のライブは二週間後。22曲ぐらい。
ブログを書くにあたっていろいろ読まないといけないけど、それに時間を取られてると、書くところまでいかないので、まずは書いて、徐々に質を上げることを考えるつもりですから、しばらくは、かなり質素なブログになります。
次回はたぶん、日本人のしてるグランドピアノのあるキャフェで歌った報告になるかな。
ロンドンジャズシンガー: プロじゃないシニア
月並みですが、初めての記事ですから、まずは自己紹介からですね。
ロンドン在住49年目。それから想像できるように、シニアもシニアで、70代。
と言っても、東洋人は、若く見えるので、50代といっても信じてもらえるかも。
歌は40代で始めて、途中で何年かのできなかった時期もあったけど、60代になってからは私の生活の中心に。
ありがたいことに、バンドにまぜてもらってます。私と歌うギタリストと、ピアノ、ベース、ドラムです。バンドの紹介は、また改めて後で。
主に、ジャズスタンダードを歌ってます。
年に10回位ライブをして、小額ですけど、一応お金を頂きます。
その他に、ギタリスト二人とトリオを組んでます。
こちらは年に2,3回のライブで一度沢山いただいたたことあるけど、ほとんど報酬無し。でも、3人だけなので、バンドよりもっと自由に曲のアレンジができます。
歌っている曲を中心に、ライブのこと、音楽のことその他のことを書きたいと思ってます。
乞うご期待!
13.03.2023 更新